人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お城ちょいマニア【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.09】

突然ですが、お城は好きですか?
最近「お城好きなんです」という人にたまに会います。嬉しいです。
元々、日本史は好きで、特に戦国期が。

滋賀県はその昔近江(おうみ)と言いました。
日本のほぼ真ん中に位置し、昔々から交通の要所となってきました。
戦国期の武将も「近江を制するものは天下を制す」と重要視しました。
織田信長もその一人。信長が天下統一のための拠点として築いた
「安土城」をはじめ、滋賀県には数多くのお城や遺跡があります。
主君信長亡き後、後継者争いで豊臣秀吉と柴田勝家が戦った賤ヶ岳、
石田三成が居城した佐和山城(跡)など。
賤ヶ岳トンネルや佐和山トンネルを通るたびに
タイムスリップしないかなあと思ってしまいます(^_^;)
関ヶ原の合戦で勝利した徳川家康が大坂城の豊臣家と
豊臣色の強い西国の大名を監視するために建てたのが彦根城です。
彦根や滋賀にはこんな歴史舞台がたくさんあるんです。

お城が好きになったのは、国宝四城を紹介するパンフレットの
お仕事をいただいたのがきっかけです。
お城ちょいマニア【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.09】_d0182742_11253017.jpg

国宝四城とは「姫路城」「彦根城」「犬山城」「松本城」。
日本に数多く残るお城の中でも特に文化的価値が高いお城のことです。
パンフレットは築城ストーリー、見所ガイド、城下町ガイドで構成されています。
お城ちょいマニア【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.09】_d0182742_11254813.jpg

築城ストーリーはそれぞれのお城が建てられた背景や役割などを調べて書きました。
見所ガイドは一般的な観光ガイドではなくて、少しマニアックに戦の備えを紹介しています。
すると、例えば彦根城なら彦根市のシンボルというこれまでのお城の見方が変わったのです。

たいていのお城は山の上にあります。
天守を見るためには長くて登りづらい石段があったりします。
この石段ひとつにしても知らなければただ辛いだけですが、
敵が攻めにくい防御の一つだと知って登るとわくわくします。
他に狭間(さま):塀や櫓などに開けられる、三角形や四角形をした小窓。
矢や鉄砲で防戦するための設備。石落とし、武者隠しなどなど。
長くなります…詳しくはパンフレットをご覧ください(^_^;)
お城探訪が一段と楽しくなりますよ。
しかし、今みたいに情報も機材も無い時代によくもここまで。
先人の知恵と技術と労力はあらためてすごいなと思います。

そんなお城は明治維新の始まりとともに廃城令が
出されて次々と壊されてしまいました。
今こそ残念に思うのですが、お城は武士の時代の象徴、
新しい時代を迎えようとする人々の決意でもあったんだと思います。
現在、残っているお城はその後の戦争被害からも
人々の努力や運命的に免れてきた貴重な遺産です。

昨年度最後のお仕事がこの国宝四城への旅パンフレットの概要版でした。
概要版ですので、マニアックな部分は載ってないのですが、
よりたくさんの方に見ていただけるようになると思います。
お城ちょいマニア【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.09】_d0182742_11261766.jpg

お城ちょいマニア【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.09】_d0182742_11214564.jpg

<滋賀県のデザイン会社:お城好きなスタッフN>