ジャック・ホワイトと色の話【滋賀のデザイン会社:スタッフ日記4.06】
一番好きなアーティストは誰ですか?
私は間違いなくジャック・ホワイトです。
昨年惜しくも解散してしまったアメリカのロックバンド
The White Stripesのヴォーカル&ギターで、
あのジミー・ペイジに「最近のギタリストの中ではNo.1」と言われた人物です。
The White Stripesはジャックが姉(自称)のメグ・ホワイトと結成した……
という話を書き出すと長くなるのでWikipediaを参照ください(笑)
類い希なる才能と強烈なこだわりを持つジャックの
最も良く知られているこだわりのひとつが数字の「3」です。
3本足のスツールを見て感動し、3は
「何かを成立させるために必要最低限の数で、自立するために最低限必要な数」
と言う結論に到ったそうですが、
その美学はバンド活動のあらゆる場面で登場します。
例えば、
ソングライティングの基本は「メロディ・リズム・ストーリーテリング」。
バンド構成は「ギター・ドラム・ヴォーカル」。
(メンバーは2人ですけど…というツッコミは御法度です(笑))
そしてWhite Stripesのバンドカラーは「赤・白・黒」。
特にこの色のルールは徹底しています。
アルバムジャケットや衣装はもちろんPV、楽器、機材、ローディーに到るまで
全て赤・白・黒。
ジャック曰く
「ナチからコカ・コーラまで通じる、最も強力な色の組み合わせ」だそうで、
確かにもの凄い個性を放っていたこのバンドには
これ以上はないというほどぴったりなテーマカラーです。


彼が手がける他の仕事にもそれぞれテーマカラーがあります。
自らのレーベルThird Man Recordsは「黄・黒・白」。


4月に発売されるソロアルバムは「ブルー・黒・白」。

ロックカラーである黒と白はそのままに
メインカラーを変えることで
それぞれの活動の個性を表現しているように思えます。
色の選択はデザインの仕事をする上で最も重要な作業のひとつです。
無数にある色の中でメインカラーを何にするかで
その作品もしくは商品の主張や意志が決定されます。
どんなにやわらかい言葉をつかっても
その文字の色に赤を選択すれば強い意志を思った言葉と感じるし、
どんなに強くガッシリとした言葉をつかっても
淡いパステルカラーを選択すればやんわりとした言葉に感じられます。
当社でも様々なパンフレットや情報誌、
ポスター、Webサイトなどを製作していますが、
色の選択には毎回頭を悩ませ、
どうすれば最も意図にあった商品を提供できるかを常に考えています。
で、当社のイメージカラーは?
残念ながらまだ決定していません。
滋賀県にあるデザイン会社としてどんなカラーを出していけるか
それが一番の難問ですね。
最後に、配色に迷ったらこんなサイトが参考になりますよ。
→Color of Book
<滋賀県のデザイン会社:趣味にはこだわるスタッフT>
私は間違いなくジャック・ホワイトです。
昨年惜しくも解散してしまったアメリカのロックバンド
The White Stripesのヴォーカル&ギターで、
あのジミー・ペイジに「最近のギタリストの中ではNo.1」と言われた人物です。
The White Stripesはジャックが姉(自称)のメグ・ホワイトと結成した……
という話を書き出すと長くなるのでWikipediaを参照ください(笑)
類い希なる才能と強烈なこだわりを持つジャックの
最も良く知られているこだわりのひとつが数字の「3」です。
3本足のスツールを見て感動し、3は
「何かを成立させるために必要最低限の数で、自立するために最低限必要な数」
と言う結論に到ったそうですが、
その美学はバンド活動のあらゆる場面で登場します。
例えば、
ソングライティングの基本は「メロディ・リズム・ストーリーテリング」。
バンド構成は「ギター・ドラム・ヴォーカル」。
(メンバーは2人ですけど…というツッコミは御法度です(笑))
そしてWhite Stripesのバンドカラーは「赤・白・黒」。
特にこの色のルールは徹底しています。
アルバムジャケットや衣装はもちろんPV、楽器、機材、ローディーに到るまで
全て赤・白・黒。
ジャック曰く
「ナチからコカ・コーラまで通じる、最も強力な色の組み合わせ」だそうで、
確かにもの凄い個性を放っていたこのバンドには
これ以上はないというほどぴったりなテーマカラーです。


彼が手がける他の仕事にもそれぞれテーマカラーがあります。
自らのレーベルThird Man Recordsは「黄・黒・白」。


4月に発売されるソロアルバムは「ブルー・黒・白」。

ロックカラーである黒と白はそのままに
メインカラーを変えることで
それぞれの活動の個性を表現しているように思えます。
色の選択はデザインの仕事をする上で最も重要な作業のひとつです。
無数にある色の中でメインカラーを何にするかで
その作品もしくは商品の主張や意志が決定されます。
どんなにやわらかい言葉をつかっても
その文字の色に赤を選択すれば強い意志を思った言葉と感じるし、
どんなに強くガッシリとした言葉をつかっても
淡いパステルカラーを選択すればやんわりとした言葉に感じられます。
当社でも様々なパンフレットや情報誌、
ポスター、Webサイトなどを製作していますが、
色の選択には毎回頭を悩ませ、
どうすれば最も意図にあった商品を提供できるかを常に考えています。
で、当社のイメージカラーは?
残念ながらまだ決定していません。
滋賀県にあるデザイン会社としてどんなカラーを出していけるか
それが一番の難問ですね。
最後に、配色に迷ったらこんなサイトが参考になりますよ。
→Color of Book
<滋賀県のデザイン会社:趣味にはこだわるスタッフT>
by dswork
| 2012-04-06 10:50
| スタッフ日記