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生きるを考える【滋賀のデザイン会社 スタッフ日記4.13】

今日の彦根は晴天、絶好のお花見日和です。週末に彦根城に来られる方も多いと思います。
残念ながら明日の土曜日は雨ですが、日曜日は晴れの予報です。
相当、混雑すると思いますので、電車での来彦がおすすめです。
JR彦根駅から彦根城までは歩いて15分くらいです。
歩いて通勤途中の桜は満開です。春コートを着てると暑いくらいです。
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昨日、フェイスブックとツイッターで小学生の子が書いた詩が天才すぎると話題になりました。
これです↓

自分が 書きちがえたのでもないがいそいそと けす
自分が書いた ウソでもないがいそいそと けす
自分がよごした よごれでもないがいそいそと けす
そして けすたびにけっきょく
自分がちびていってきえて なくなってしまう
いそいそと いそいそと 正しいと 思ったことだけを
ほんとうと 思ったことだけを美しいと 思ったことだけを
自分のかわりのように のこしておいて

リズム感もあるし、心情が伝わるし、とても小学生が書いたと思えませんね。
すごい!素晴らしい!神すぎる!
(今どきの若者用語?ネット用語?神様のようという意味らしいです)と絶賛されましたが、
実は「まど・みちお」という詩人の作品を授業で(?)模写したらしいとわかりました。
本当は、まだ2行あったそうです↓

誰だって失敗したり、うっかりしたりする。
そんな人の失敗を、そっと消せる人になりたいな。

まど・みちおさんは「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」などの童謡の
作詞もされています。いちねんせいになったら♪も。すごい方なんですね。

そういえば、この前、小学6年生の女の子からお母さんの携帯を借りてメールがきました。
「詩の宿題をやっています。生きるって何?」
今どきの小6は難しいことやってるんですね。大人に出されても考え込んでしまう宿題です。
私の仕事柄、聞いてくれたんだと思います。戸惑いながらも、メールを返信しました。
「ポエム風なら、それを探すために生きているのかもしれないね。
でも毎日頑張っていること、楽しんでいることが生きていることなんじゃないかな」
参考になったでしょうか(苦笑)?
どんな詩が書けたのか今度会ったとき聞いてみようと思います。
宿題の代行や詩のお仕事は今のところ承っておりませんが(笑)、
珍しいのでは過去に小説(伝記)を書いたことがあります。
各種の人権問題に関わる7人の方の半世紀や活動を自伝風に書いた貴重な体験でした。

人生を終える間際に「あーいい人生だったな」って思うために生きてるんじゃないのかと、
言ったのは確か、寅さんだったと思います。
昨日、京都の祇園で軽ワゴン車が歩行者を次々とはねて男女7人の方が亡くなりました。
運転をしていた男性も。てんかんの持病を患い、医師からも家族からも忠告されていたようです。
にもかかわらず、悔やまれます。突然、命、生きることを絶たれた無念さを思うと胸が痛みます。
事故を起こした男性にも「生きる」を考える時間があればよかったのかも…と思いました。
<滋賀県のデザイン会社:昨晩はぐっすりスタッフN>